薬で認知症を根本的に治すことはできませんが、認知症の程度や症状の進行を遅らせることができます。
まず本人、ご家族などからの問診により病気か、単なる老化現象かを診断します。
簡単なテストをすることもあります。
精神疾患を病んでおられる患者さんや、体を動かすことができる老人患者さんには楽しい企画を組んで治療の一環に取り入れています。
畑で野菜の栽培、収穫。
また、折り紙、絵画など得意なものを利用して機能回復につなげます。
レクレーションなどを通して、機能の回復や社会復帰の訓練になるよう企画、工夫をしています。
その一部をご紹介します。
院外でのレクレーション、例えば・・・外食、花見、写生会、紅葉狩りなど。
日本舞踊の師匠を招いて、みんなで踊ります。8月には院を挙げての盆踊り大会を催しています。
カラオケの先生とともにコーラス。週1回の指導を患者さんも楽しみにしておられます。
誕生日会、クリスマス会等、季節の行事を行っています。
ピアノ、ギターなどの伴奏で楽しく歌を歌いましょう。